公認心理師試験勉強Kousin

公認心理師国家試験第一回に無事合格できました。本ブログには試験で役立ったと思う勉強方法を記載します。

参考書選び

選択式問題を解く過程は、簡単にいえば、問題文を読み、持っている知識を用いて理解し、選択肢を見比べて正答を判断し選ぶ、というものです。 

もっと正確にいえばこちら→ 消去法

 

そのために必要な知識を頭に入れる「インプット」と、その知識を用いる「アウトプット」とが必要になります。

これらを練習するための参考書選びのポイントは、試験を常に意識することです。試験勉強の目的はあくまで試験で問題を解く力を身に着けることにあるからです。(ついこれを忘れて普段の臨床に役立つものを買いたくなったりします··)

 

 参考書については次の方のブログが詳しいです

みんなで受かろう公認心理師

 

心理学試験のための問題と資料

 

 

私のおすすめは次の通りです 

1)基礎心理学は心理学検定の一問一答とキーワード集、公認心理師必携テキスト(学研)

一問一答はインプット量が不足している最初の時期に使うと良いです。ただし暗記ではなく、理論を理解するところまで勉強しないと試験では太刀打ちできません。キーワード集も読み理解を深めます。余力があれば公式問題集にも取り組んでも良いと思います。

インプットの後には必ず問題を解くことをオススメします。アウトプットの仕方と、知識の問われ方とを学ぶことができるため、試験に役立つ形で知識の定着を図ることができます。

 

ただ心理学検定は公認心理師試験のために作られてはいません。そこで必携テキストを読むことで公認心理師試験に求められる知識の全体像を把握することができます。このテキストでインプットをして、検定問題や模試でアウトプットをしました。

 

2)法律は社会福祉士-精神保健福祉士国家試験過去問解説集と試験対策テキスト。

 

次のサイトではSW-PSW の養成校協会の受験対策の講義を視聴できます。

【ソ教連】社会福祉士/精神保健福祉士 受験対策web講座 特設サイト

 

テキストを読みながら講義を視聴したので理解が進みました。そしてインプットの後は必ず過去問を解き知識の定着を図りました。

 

3)精神医学は標準精神医学(医学書院)、精神保健福祉士国家試験過去問解説集、精神診療プラチナマニュアル(メディカルサイエンスインターナショナル)。プラチナマニュアル著者の松崎先生のyoutube は国試にも対応してオススメ。

 標準精神医学を読みながら松崎先生の動画を視聴したので理解が進みました。その後は過去問を解いてアウトプットしました。

 

 

4)臨床心理

公認心理師過去問の解説等を利用し、出題者の意図をつかみます。

 

ほか、事例問題の考え方を理解するのに、精神保健福祉士の試験過去問が役に立ちました。動く前に情報収集をしっかり行うといったことです。

 

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